10月22日は、即位礼正殿の儀（読み方：そくいれいせいでんのぎ）が行われるため、令和元年に限り祝日です。 即位礼正殿の儀とは、天皇が即位したことを宣明（読み方：せんめい。意味：宣言して明らかにすること）し、それを国内外の代表が祝う儀式です。開催日は、令和元年10月22日（火曜）の1日限りですが、「即位の礼」として10月31日（木）までの10日間、様々な儀式が執り行われます。
１．即位礼正殿の儀とは？ 戴冠式との違いは？
ツカミで話に興味を持たせ、ネタで夢中にし、オチで感動させると、名スピーチとして聞き手の脳に刻まれるでしょう。 下段のスピーチ例文を確認しながら、ポイントを押さえてください。
１-１．ツカミ：即位礼正殿の儀とは、天皇が即位したことを宣明するただ1度の儀式
- 「即位礼正殿の儀」とは、天皇が即位したことを公（おおやけ）に示し、それを国内外の代表が祝う儀式
- 外国の「戴冠式（たいかんしき）」にあたる
- 令和元年限定の「国民の祝日」で、正式名称は「即位礼正殿の儀の行われる日」
１-２．ネタ：10日間に渡って行われる即位の礼
- 5月1日が即位の日で、10月22日が即位を公に知らせる日
- 「即位の日」から「即位礼正殿の儀」まで5ヵ月以上空くが、平成は1月7日の即位の日に対して、正殿の儀が行われたのは翌年の11月12日
- 「即位の礼」という一連の即位に関する儀式の中心であること、国内外の元首や首脳など要人を多数招くため長期にわたる準備や調整が必要
- 「即位礼正殿の儀」が行われるのは22日のみだが、即位にまつわる儀式が31日までの10日間に渡って執り行われる
- 正殿の儀が終わった後の午後3時半〜4時にかけていわゆる“パレード”と呼ばれる「祝賀御列の儀（しゅくがおんれつのぎ）」
- 22日、25日、29日、31日の合計4回にわたり、即位の祝福を受ける「饗宴の儀（きょうえんのぎ）」
１-３．オチ：貴重な機会を学びのきっかけに
- 祝日の方が気になりがちだが、即位礼正殿の儀をリアルタイムで目にすることは一生でも数えるほど
- この機会に日本の歴史や文化に触れてみるのも面白い
２．1分スピーチ例文
おはようございます！
10月22日に行われる、即位礼正殿の儀（そくいれいせいでんのぎ）とは、天皇が即位したことを公（おおやけ）に示し、それを国内外の代表が祝う儀式で、外国での「戴冠式（たいかんしき）」にあたります。
この日は、令和元年限定の「国民の祝日」です。
祝日は22日のみですが、即位にまつわる儀式は31日までの10日間に渡って執り行われます。
まずは正殿の儀が終わった後に、いわゆる“パレード”と呼ばれる「祝賀御列の儀（しゅくがおんれつのぎ）」、次に期間中の合計4回にわたり、即位の祝福を受ける「饗宴の儀（きょうえんのぎ）」があります。
実際のところ、私たちは祝日や交通規制の方が気になりがちですが、即位礼正殿の儀をリアルタイムで目にすることは一生でも数えるほどしかないでしょう。
日本の歴史や文化に触れるありがたい機会と捉えて、22日の休日は有効に使いたいと思います。
それでは今日も頑張りましょう！
３．3分スピーチ例文
おはようございます！
令和元年10月22日は、即位礼正殿の儀（そくいれいせいでんのぎ）という国の儀式が執り行われます。
即位礼正殿の儀（そくいれいせいでんのぎ）とは、天皇が即位したことを公（おおやけ）に示し、それを国内外の代表が祝う儀式です。
外国での「戴冠式（たいかんしき）」にあたり、2013年の世界的大ヒットディズニー映画「アナと雪の女王」でも、主人公エルサ女王の国アレンデールに、海外の王族や首脳が来賓として訪れるシーンが描かれています。
さて、即位礼正殿の儀が行われる10月22日は、令和元年限定の「国民の祝日」です。
今年は5月1日の「天皇の即位の日」、そして10月22日の「即位礼正殿の儀の行われる日」が、一度限りの国民の祝日となるわけですが、両者の期間が5ヵ月以上も空いています。
実は、平成では1月7日の「即位の日」に対して、「正殿の儀」が行われたのは翌年の11月12日と2年近くも間隔が空いているのです。
この2つの儀式は「即位の礼」という、一連の即位に関する儀式の中心であること、国内外の元首や首脳など要人を多数招くため、長期にわたる準備や調整が必要になります。
今回は譲位という形で、しっかりとスケジュールを組むことができたため、5ヵ月の間隔でもかなりスピーディーな日程と言えそうです。
また、即位礼正殿の儀が行われるのは22日のみですが、即位にまつわる儀式は31日までの10日間に渡って執り行われます。
まずは正殿の儀が終わった後の午後3時半〜4時にかけて、いわゆる“パレード”と呼ばれる「祝賀御列の儀（しゅくがおんれつのぎ）」、次に22日、25日、29日、31日の合計4回にわたり、即位の祝福を受ける「饗宴の儀（きょうえんのぎ）」があります。
そのほか、10月23日の夕方から夜にかけては、諸外国の元首や首脳を招いての、内閣総理大臣夫妻主催の晩餐会も行われるそうです。
国の儀式と言っても、私たちに直接関係があるわけでもなく、どうしても祝日や交通規制の方が気になりがちですが、即位礼正殿の儀をリアルタイムで目にすることは一生でも数えるほどしかないでしょう。
日本の歴史や文化に触れるありがたい機会と捉えて、22日の休日は有効に使いたいと思います。
それでは今日も頑張りましょう！
▼10月話題の朝礼ネタ
10月の朝礼ネタ【「神無月」は「神様がいない月」は俗説？万葉集に見る真の意味】
10月の朝礼ネタ【2019年10月14日体育の日が終了。令和の体育の日は一度限り】
10月・11月スピーチ朝礼ネタの例文【紅葉（モミジ）と 楓（カエデ）の違いとは？古今和歌集が解決】
10月のおもしろ朝礼ネタ例文【なぜ、食欲の秋？実は科学的には未解明の刷り込み】
▼万葉集・令和関連の一目置かれる朝礼ネタ
5月・令和の朝礼ネタ【令の書き方の違い。正しいのはどちら？】
