5月25日は【広辞苑記念日】です。今や辞書や百科事典の代名詞として使われる広辞苑ですが、2018年に10年ぶりに改定された際には、最後に載っている言葉が変更されたことが話題となりました。
スポンサーリンク1.広辞苑、最後の語句が変更され落胆の声?
自分の言葉で話したい、スピーチが得意な方は、ツカミ、ネタ、オチのポイントを使ってください。取り急ぎ、今日の朝礼を乗り切りたい方は、下にある1分スピーチと3分スピーチを活用してください。
1-1.ツカミ:広辞苑の改訂で注目を浴びたのは最後に載っている言葉
- 5月25日は「広辞苑記念日」
- 1955(昭和30)年、岩波書店が初版を刊行した日
- 第1版から第6版までで累計1,190万部以上が売れている超ベストセラー
- 初版は約20万語、2018年の第7版は約25万語を収録
- 第7版では「自撮り」「チャラい」「東京スカイツリー」「ips細胞」などを追加
- 2018年、10年ぶりの改訂となった第7版で注目を浴びたのは、最後に載っている言葉
1-2.ネタ:広辞苑の最後に載っている言葉は「んぼう」
- 広辞苑 第7版の最後に載っている言葉は、新登場の「んぼう」
- 「赤ん坊」「食いしん坊」など、「そういう性質・特色をもつ人や事物」と説明されている
- 初版から第6版までは、最後の言葉は「んとす」
- 「…するつもりだ」「…だろう」という意味
- 例文として「終わりなんとす」としていることが、とても粋だと一部の間で話題になっていた
- 時代に合わせて変化する言葉に真摯に向き合って来た広辞苑だからこその決断ではないか
1-3.オチ:貫くこと、柔軟に変化することのバランスの大切さ
- 60年もの間「終わらんとす」で締めた広辞苑
- 時代の変化を汲み取り、柔軟に変化した
- 貫くこと、柔軟に変化することとのバランスを見極めたい
2.1分スピーチ例文
おはようございます!
5月25日は「広辞苑記念日」です。
2018年に発売された最新版の第7版は、10年ぶりの改訂だったのですが、実はこの時に注目を浴びた言葉があります。
それは広辞苑の最後に載っている「赤ん坊」「食いしん坊」などで使われる「んぼう」という言葉です。
初版から第6版までは、「…だろう」という意味をもつ「んとす」でした。
そして、その例文として「終わりなんとす」、つまり「広辞苑のページが終わろうとしている」としていることが、とても粋だと一部の間で話題になっていました。
その評判を手放してまで最後の言葉を変えたのは、時代に合わせて変化する言葉に真摯に向き合って来た、広辞苑だからこその決断ではないかと考えています。
柔軟に変化する。簡単ではないかもしれませんが、こうした意識を持って仕事に取り組みたいと思います。
3.3分スピーチ例文
おはようございます!
5月25日は、辞書の代名詞とも言える「広辞苑記念日」です。
1955(昭和30)年、岩波書店が初版を刊行した日ということから、記念日に制定されています。
広辞苑は、第1版から第6版までで累計1,190万部以上が売れている超ベストセラーです。
初版は約20万語、最新版の2018年に発売された第7版は約25万語が収録されています。
そして、第7版は第6版よりも140ページも増加したにもかかわらず、厚さは変わっていません。
これは薄く、破れにくく、めくりやすい紙を開発した結果ですが、広辞苑の歴史はこのように製本技術の進化という面でも大きな役割を担っています。
また、広辞苑一冊に書かれている文字数は約1,400万字にも上り、仮に毎日1ページずつ読んだとしても、読み終わるまでに8年以上かかると言われるほど、情報が凝縮されています。
10年ぶりの改訂となった最新の第7版では時代の変化に合わせて、「自撮り」「チャラい」「東京スカイツリー」「ips細胞」などの言葉が追加されました。
この時、実は注目を浴びた言葉があります。
それは、広辞苑の最後に載っている言葉です。
最後に載っている言葉は、「赤ん坊」「食いしん坊」などで使われる「んぼう」という言葉です。
初版から第6版までは、最後の言葉は「んとす」でした。
これは古語に由来する言葉で、「…するつもりだ」「…だろう」という意味を持っています。
そして、その例文として「終わりなんとす」、つまり「広辞苑のページが終わろうとしている」としていることが、とても粋だと一部の間で話題になっていました。
しかし、その評判を手放してまで、最後の言葉を変えたのです。
私は、これは時代に合わせて変化する言葉に真摯に向き合って来た、広辞苑だからこその決断ではないかと考えています。
60年もの間「終わらんとす」で締め続けながら、時代の変化を汲み取り、柔軟に変化した広辞苑は、貫くことと柔軟に変化することとのバランスを見極めることの大切さを教えてくれました。
時代に迎合するのではなく、柔軟に変化する。決して簡単ではないかもしれませんが、こうした意識を持って仕事に取り組みたいと思います。
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