日本でも恒例イベントとして定着しつつあるハロウィン。 しかし、不気味な顔をしたカボチャに、魔女や包帯男・マミー、吸血鬼などお化けや怖いキャラクターばかりが登場します。 その由来を調べていくと、2019年初秋、日本列島…いや、世界中を熱狂させた紳士のスポーツの強国が関係していました。
１．ハロウィンにかぼちゃの由来とは？ お化けに仮装する理由
ツカミで衝撃、ネタで納得、オチで感嘆を与えるスピーチは、何度も聴きたくなるものです。 下段の1分・3分スピーチも参考にしながら、朝礼ネタとしてご活用ください。
１-１．ツカミ：ハロウィンにかぼちゃの由来は、不出来な男のせい？
- ハロウィンといえば、「ジャック・オー・ランタン」で知られるかぼちゃをくり抜いたランタン
- かぼちゃのランタンの由来は、いくつかの説がある
- 生前の行いが良くなかった男が、死後、天国へも地獄へも受け入れてもらえず、悪魔にもらった石炭をくり抜いたカブに入れてランタンにして彷徨っているという伝承
- ハロウィンでは悪霊を追い払うために用いるもの
- 伝承がカブにもかかわらず、現在一般的にかぼちゃが使われるのは、単にかぼちゃがたくさん手に入ったから
- 元々は伝承上のカブやジャガイモ、火を通すと鮮やかな赤紫色になるビーツが使われていた
１-２．ネタ：ハロウィンがアメリカに渡ったのを機にかぼちゃに
- 現在のハロウィンに影響を与えたのは、数千年も前の古代アイルランドのケルト人が行なっていた祭り
- アイルランドと言えば、2019年日本開催のラグビーW杯の開催時点で世界ランク1位の強豪
- 予選プールAでは同組で日本が世界を驚かせる勝利を納め、共に決勝トーナメントに
- 夏の収穫期の終わりを祝う「サウィン」という儀式
- 10月31日が1年の最後の日だったが、この時期にはあの世とこの世の境が曖昧になり、死者の魂が蘇って故郷に帰ると考えられており、彼らをもてなすために食べ物や飲み物を用意した
- 死者は幽霊や悪魔など不気味な姿だったため、人々も動物の毛皮で仮装し、仲間と思わせることで悪霊にさらわれないようにした
- その後、長い歴史を経て、伝統行事としてのハロウィンは残り続けた
- 近世でアイルランド人が移民としてアメリカに渡り、世界中にハロウィンが知られるように
- アメリカではかぼちゃの生産量が多かったため、ジャック・オー・ランタンはかぼちゃで作られた
- 日本のハロウィンもアメリカから入ってきたため、日本でもジャック・オー・ランタンと言えばかぼちゃになった
１-３．オチ：相手を知ると自分との共通項が見つかることもある
- 遠い異国の伝統だがら、収穫を祝う、死者を迎えるなど日本の伝統行事と重なる部分も多い
- 仕事でも人間関係でも一見、自分とは縁がなさそうと思っていても繋がる部分があることもある
- 相手をよく知ろうとする姿勢を持ちたい
２．1分スピーチ例文
おはようございます！
10月（31日）と言えば、ハロウィンです。
かぼちゃをくり抜いた「ジャック・オー・ランタン」が使われますが、その由来は、生前の行いが良くなかった男が、死後、天国へも地獄へも受け入れてもらえず、悪魔にもらった石炭をくり抜いたカブに入れてランタンにして彷徨っているという伝承だそうです。
そもそもハロウィンは、ラグビー強豪国のアイルランドに古代住んでいたケルト人が、10月31日に収穫期の終わりを祝うために行なっていた儀式と言います。
数千年の時を経て伝統行事となり、アイルランド人が移民としてアメリカに渡ったときに、生産量の多さから、ジャック・オー・ランタンはかぼちゃで作られることになったようです。
このように異国のことでも由来や歴史を知ると興味が出て来ます。
仕事や人間関係でも先入観で判断せず、相手をよく知ろうとする姿勢を持ちたいと思いました。
それでは今日も頑張りましょう！
３．3分スピーチ例文
おはようございます！
10月（31日）と言えば、ハロウィンです。
日本では独自のイベントとして定着しつつありますが、かぼちゃをくり抜いた悪霊を追い払うためのアイテム、「ジャック・オー・ランタン」は一つのアイコンではないでしょうか？
その由来は諸説ある中で、生前の行いが良くなかった男が、死後、天国へも地獄へも受け入れてもらえず、悪魔にもらった石炭をくり抜いたカブに入れてランタンにして彷徨っているという伝承がよく知られています。
伝承がカブにもかかわらず、現在一般的にかぼちゃが使われるのは、単にかぼちゃがたくさん手に入ったからで、元々はカブの他ジャガイモ、火を通すと鮮やかな赤紫色になるビーツが使われていました。
いつから、かぼちゃが使われるようになったのか、という話の前にハロウィンの由来についてお話しします。
それは数千年も前の古代アイルランドのケルト人が行なっていた祭りです。
アイルランドと言えば、2019年ラグビーW杯の優勝候補の一つで、開催時点で世界ランク1位の強豪です。
予選プールAでは日本と同組で、共に決勝トーナメントに進出しました。
さて、古代アイルランドの祭りの話に戻り、夏の収穫期の終わりを祝う「サウィン」という儀式が、当時の1年の最後の日だった10月31日に行われていました。
この時期には、あの世とこの世の境が曖昧になり、死者の魂が蘇って故郷に帰ると考えられており、彼らをもてなすために食べ物や飲み物を用意したそうです。
日本で言う、秋の収穫祭と大晦日とお盆が同時に来たようで忙しいですね。
蘇った死者の魂は、幽霊や悪魔など不気味な姿をしていたため、人々も動物の毛皮で仮装し、溶け込むことで悪霊にさらわれないようにしたと言います。
その後、長い歴史を経てハロウィンは伝統行事となり、近世でアイルランド人が移民としてアメリカに渡ったことで、世界中に知られるようになりました。
このとき、アメリカではかぼちゃの生産量が多かったため、ジャック・オー・ランタンはかぼちゃで作られることになったようです。
ハロウィンのような遠い異国の行事でも、日本の伝統行事と重なる部分も多かったように、仕事や人間関係でも一見、自分とは縁がなさそうと思っていても、繋がる部分があることもあるのではと思います。
先入観で判断せず、相手をよく知ろうとする姿勢を持ちたいです。
それでは今日も頑張りましょう！
