長嶋茂雄氏は数々の伝説を残したプロ野球界の大スターですが、伝説をより伝説たるものにしている2つのエピソードを、モチベーションが上がる朝礼ネタとしてまとめました。
スピーチのポイント
冒頭で大スターの意外性を伝えることで、聴衆の興味をひきます。 どんなに偉大な人物でも失敗やコツコツ実績を積み上げての成果であることを伝え、仕事のモチベーションに繋げましょう。
スポンサーリンク1.長嶋茂雄氏の伝説的記録
ツカミ、ネタ、オチのポイントを掴むと、スピーチがスムーズにできます。 下段の1分スピーチ例文も参考にしてください。
1-1.ツカミ:長嶋茂雄氏の伝説的記録と失敗
- 「ミスタープロ野球」の異名を持つ長嶋茂雄氏は偉大な記録や伝説を打ち立てた大スター
- しかし実は、スタートはいつも躓いたと言う
1-2.ネタ:ネガティブを潰した先のポジティブ
- 選手時代、1958年のプロ野球デビュー戦で4打席連続三振
- このとき「あれほどいい三振もなかった。あれほど生きた三振というのもなかった」という名言を残しているが、実際デビュー年は、本塁打王、打点王、最多安打、新人王などの伝説的記録を打ち立てた
- 監督時代、1975年のデビュー年は、47勝76敗7分と球団創設以来初の最下位を喫した
- しかし翌1976年、76勝54敗9分でセリーグ優勝に輝いた
- これらを踏まえて後に長嶋氏は「デビュー開幕戦でも4連続三振。監督としても最初は最下位。あとは良くなるばかりだと思うしかなかった」という言葉を残している
- 一見、ポジティブシンキングに見えるが、実はネガティブと言う
- 事前に、悪いことを徹底的に想定し、一つずつ潰していく
1-3.オチ:あとは良くなるばかり
- 失敗の渦中にいるときは辛くて、マイナス思考に陥りやすい
- 無理にポジティブシンキングをしても空回りしやすいので、まずはネガティブ要素を出し切る
- そして「あとは良くなるばかり」と信じて、コツコツ行動することが大切
2.1分スピーチ例文
おはようございます!
「ミスタープロ野球」の異名を持つ長嶋茂雄さん。
そんなスーパースターでも、スタートはいつも躓いたと言います。
選手時代には、プロ野球デビュー戦で4打席連続三振。
監督デビューの年には、球団創設以来初の最下位。
しかし共に、V字回復を果たしました。
4打席連続三振でも最終的に、本塁打王や新人王などを獲得。
大敗を喫した監督デビューの翌年には、セリーグ優勝に輝きました。
これらを踏まえて、後に長嶋さんは「デビュー開幕戦でも4連続三振。監督としても最初は最下位。あとは良くなるばかりだと思うしかなかった」という言葉を残しています。
一見、ポジティブに見える言葉ですが、実は事前に、悪いことを徹底的に想定し、一つずつ潰していくという思考がベースにあるそうです。
失敗の渦中にいるときこそ、ネガティブ要素を出し切り、「あとは良くなるばかり」と信じて、コツコツ行動することが大切なのだと学びました。
それでは、今日も1日頑張りましょう!
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