【例文・動画】2月の朝礼ネタ【三寒四温の正しい使い方。時期と季語のズレに注意】仕事・ビジネスで使える面白い雑学

2月頃、時候の挨拶として使われる「三寒四温」という言葉は、本来、冬の季語です。 使う時期を間違いやすい言葉なので、大人の教養として正しいタイミングを身につけましょう。

スピーチのポイント

よく知られた「三寒四温」という言葉をテーマに、大人の常識として身につけておきたい正しい使い方を伝えます。 さらに挨拶まで話を広げ、ビジネスシーンで役立つ朝礼にしましょう。

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1.三寒四温の正しい使い方

ツカミ、ネタ、オチのポイントを掴むと、スピーチがスムーズにできます。 下段の1分・3分スピーチ例文も参考にしてください。

1-1.ツカミ:「三寒四温」は主に2月の挨拶

  • 時候の挨拶として「三寒四温」を使うのに適切な時期は1月下旬〜3月初旬
  • 主に2月の挨拶
  • 「寒い日が3日続いた後、暖かい日が4日続いて春に近づく」という意味が知られるが、本来は冬の季語

1-2.ネタ:「三寒四温」は中国や朝鮮の冬の天候を表す言葉

  • 語源は中国や朝鮮の気候
  • 中国の東北部や朝鮮半島北部の冬は、シベリア高気圧の影響から、三寒四温を繰り返す
  • 日本ではシベリア高気圧の影響をほとんど受けないため、冬に三寒四温の状況になることはほぼない
  • 一方で、冬の終わりから三寒四温の状況になり春に近づいていくため、日本では2月から3月上旬にかけて使われる言葉となった
  • ただし俳句の季語としては冬なので、春の句で使うのは不適当
  • 現在では春先に使うシーンも増えているが、目上の方や言葉を大切にされている方に対しては特に使う時期に気をつけたい

1-3.オチ:挨拶に関する言葉は正しく理解することが大切

  • 挨拶に関する言葉は咄嗟に使うことも多いので、日頃から正しい意味や使い方を理解しておくことが大事
  • 失礼のないように、より円滑なコミュニケーションが取れるよう意識しておきたい

2.1分スピーチ例文

おはようございます!

この時期、「三寒四温」という言葉が使われることがありますが、実は冬の季語ということをご存知でしょうか?

語源は中国の東北部や、朝鮮半島北部にあり、この地域ではシベリア高気圧の影響から、冬場は実際に三寒四温の気候を繰り返すそうです。

しかし、日本ではシベリア高気圧の影響をほとんど受けないため、冬に三寒四温の状況になることはほとんどありません。

一方で、冬の終わり頃から三寒四温となり、春に近づいていくため、日本では1月下旬から3月初旬にかけて使われる言葉となりました。

現在では春先に使うシーンも増えていますが、目上の方や言葉を大切にされている方に対しては、元来、冬の季語ということを意識し、使う時期に気をつけたいですね。

挨拶に関する言葉は、咄嗟に使うことも多いので、日頃から正しい意味や使い方を理解しておくことが大切です。

失礼のないように、より円滑なコミュニケーションが取れるよう、意識しておきたいと思います。

それでは今日も1日頑張りましょう!

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