仕事始めの朝礼にふさわしい朝礼ネタです。単に自分の今年の目標を発表するのではなく、目標の正しい立て方というテーマで、聞き手の役に立つ内容にしました。
スピーチのポイント
自分の体験談と照らし合わせて目標の正しい立て方を解説することで、自然な形で聞き手の役に立つ情報を提供することができます。一方的に教え諭すスピーチではないので、受け入れられやすいです。
スポンサーリンク1.今年の目標(目標設定の三原則)
ツカミ、ネタ、オチのポイントを掴むと、スピーチがスムーズにできます。 下段のスピーチ例文も参考にしてください。
1-1.ツカミ:正しい方法で1年の目標を設定する
- 毎年、目標を設定するものの、なかなか達成できない
- 目標設定の仕方が間違っているのでは?
1-2.ネタ:目標設定の三原則
- 「具体的にする」「記録・比較・反省ができる内容にする」「自分でコントロールできるものにする」
- 具体的とは「運動する」ではなく、「1回30分以上、週に2日ジョギングをする」
- 記録・比較・反省ができる内容とは、「ジョギングをする」ではなく「何分、週に何回」、読書なら「月に5冊」「週に10時間」など数字で記録が残せるもの
- 自分でコントロールできるものとは、「マラソン大会で入賞する」ではなく、「5つのマラソン大会に出場する」
- 「入賞する」などの結果にこだわった目標はもちろん重要だが、環境や他人の動向に左右されるものは挫折しやすい
1-3.オチ:目標を立て、行動を積み重ねる
- 結果にこだわる大きな目標はしっかり持った上で、それを達成するために日々コツコツ積み重ねる行動目標を、三原則に沿って設定することが大切
- コツコツを行動を積み重ねて、今年こそは目標を達成したい
2.スピーチ例文【目標設定の三原則】(約2分)
あけまして、おめでとうございます。
年末年始はゆっくり過ごされたでしょうか?
私は毎年、年末年始の時間を利用して目標を設定するのですが、なかなか達成できません。
もちろん自分の力不足、怠惰などもあると思いますが、なぜ、目標が達成できないのかということを改めて見つめ直しました。
そして、そもそも目標設定の仕方が間違っていたのではないか? という疑問に行き当たったのです。
そこで目標設定について調べたり、自分なりに考えたりして、目標設定は3つの原則に従うことが重要だと気づきました。
1つ目が「具体的にすること」です。
例えば、「運動する」ではなく、「1回30分以上、週に2日ジョギングをする」のように具体的な行動目標に落とし込みます。
2つ目が「記録・比較・反省ができる内容にすること」です。
これは1つ目と似ていて、「ジョギングをする」ではなく、「何分行う、週に何回」、読書なら「月に5冊」「週に10時間」など、数字で記録が残せて、後で比較や振り返りができるようにします。
3つ目は「自分でコントロールできるものにすること」です。
例えば、「マラソン大会で入賞する」ではなく、「5つのマラソン大会に出場する」というような目標です。
「入賞する」などの結果にこだわった目標はもちろん重要ですが、環境や他人の動向に左右されるものは挫折しやすくなります。
結果にこだわる大きな目標はしっかり持った上で、それを達成するために日々コツコツ積み重ねる行動目標を、三原則に沿って設定する。
その大切さに、ようやく気づくことができました。
せっかく目標を立てたので、コツコツを行動を積み重ねて、今年こそは達成したいと思います。
今年も、よろしくお願いいたします。