2月11日は「建国記念の日」。 「記念日」ではなく「記念の日」という理由を歴史的背景から大人の雑学としてまとめました。
スピーチのポイント
建国記念の日はなぜ「記念日」ではなく、「記念の日」なのか、という些細な疑問から、仕事で些細な違いに気づくことの重要性を説きました。
スポンサーリンク1.建国記念の日「の」の意味は不明確さをカバーするため
ツカミ、ネタ、オチのポイントを掴むと、スピーチがスムーズにできます。 下段の1分・3分スピーチ例文も参考にしてください。
1-1.ツカミ:日本の建国日は特定が難しい
- 2月11日は、建国記念の日と「記念日」と言わないのは、日本が建国された日が不明確だから
- 日本の建国日は、アメリカの独立記念日やフランスの革命記念日、ドイツの統一記念日のように、史実として明確でない
- 「記念する日」という意味合いを持たせて、「記念の日」とした
1-2.ネタ:2月11日は日本神話から生まれた
- 日本の建国日は、初代天皇が即位した日という考えのもと決められた
- 初代天皇である、神武天皇(じんむてんのう)が即位したのが新暦に換算すると2月11日
- 神武天皇は古事記や日本書紀といった日本神話に登場する伝説上の人物
- 元々は「紀元節(きげんせつ)」として1873(明治6)年に定められたが、戦後にGHQの意向で廃止
- 「建国記念日」では国会の審議を通過せず、1966(昭和41)年に「建国記念の日」と「の」を入れることで成立した
1-3.オチ:些細な違いに気づくことが大きな成果に繋がる
- 「の」があるかどうかの些細な違いに気づく、意識を向けられるか
- 大きな成果も小さな気づきや行動の積み重ね
- 広い視野と繊細な意識を持って仕事に取り組みたい
2.1分スピーチ例文
おはようございます!
2月11日は「建国記念の日」ですが、なぜ「記念日」と言わずに、「記念の日」とわざわざ「の」が入っているのでしょうか?
それは、日本が建国された日が不明確だからです。
日本の建国日は歴史が長いゆえ、アメリカの「独立記念日」やフランスの「革命記念日」、ドイツの「統一記念日」のように、史実として明確にわかっていません。
そこで、「記念する日」という意味合いを持たせて、「記念の日」としました。
2月11日は、日本神話に登場する伝説上の人物、神武天皇(じんむてんのう)が初代天皇として即位した日を、新暦に換算したところから来ています。
さて、「の」があるかどうかの違いはとても些細なことです。
しかし、些細な違いに気づくことが、後の大きな成果に繋がることも多いのではないでしょうか。
広い視野と、繊細な意識を持って仕事に取り組みたいと思います。
それでは今日も1日頑張りましょう!
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